女子力を活かした戦略が奏功

国内では、2位の位置につけている大手証券会社として大和証券は、以前から機関投資家や個人投資家にも注目度が高い企業です。
大手の中では、既にリテール分野にも力を入れており、東京駅の近くにスタジオを設けたり、インターネットTVを積極的に活用し、ぞれぞれの専門家を登用して動画は配信するなど、文字では伝わりにくい部分を可視化して表現する努力のあとが見受けられます。
その一方で、東日本大震災の影響もあり、景気低迷の中で各証券会社の委託手数料が減少することで、その結果が即株価に反映し、上場来安値近辺の株価位置にあったことも事実です。
こうした中で、政権交代後は、期待先行で円安株高を背景に株価が上昇し、これまで含み損を抱えていた投資家の資産が回復したため、益出しをしたり、新規に株をやりたいと言う投資家も増えたことで証券会社の業績が急回復しました。
当然同社もその恩恵を受け、前期の最終利益は黒字転換を実現し、さらに今期はほぼ倍に近い数字が見込まれる公算が大きくなっています。
また、証券会社の中で、いち早く女性の力をフルに活用し、株では「瞬発力より持続力が大事であり、その点は女性の方が得意」と見抜いた鈴木会長の視点も社内に浸透しており、管理職や役員の女性の登用に力を入れている企業としても注目されています。
ただ、株価は金融緩和期待で4ケタを回復したものの、その後は調整を繰り返し、もみ合いに終始していることから、今後一段の上げを期待するには、政府の政策や個別材料がほしいところです。

  • ネット証券No.1 300万口座突破! SBI証券 口座開設 ←こちらからの口座開設は仲介業者Fan経由となります。